WordPressサイトを新しいサーバーやドメインへ移行する際、設定ミスやデータ破損が起こると大きなトラブルになります。この記事では、初心者でも安心して実施できる「WordPress引っ越し」の基本から具体的な手順、便利なプラグインまでを徹底解説します。
WordPress引っ越しの基本知識
Why WordPress移行を行うのか?
WordPressの引っ越しは、主に「サーバーの性能改善」「ドメイン変更」「サイト構成の見直し」などの理由で行われます。特に表示速度やセキュリティの向上を目的とするケースが多く、より快適な環境で運用を続けるための重要なステップです。
WordPress引っ越しのメリットとデメリット
メリット
- 表示速度の改善
- SSL設定などセキュリティ強化
- 新しいドメインでのブランディング展開
デメリット
- 設定やデータ移行の手間がかかる
- 一時的にサイトが閲覧できなくなるリスク
- リダイレクトやSEO評価の調整が必要
WordPressサイトの移動に必要な準備は?
スムーズな移行には、以下の3点を事前に準備しておく必要があります。
- バックアップ:データベースとファイルを保存
- 新サーバー契約:WordPress対応か確認
- ドメイン設定:DNSやネームサーバーを整理
WordPress引っ越しの具体的手順
手動移行のための準備ステップ
手動で移行する場合は、FTPソフトとphpMyAdminを使用します。まず、旧サーバーの全ファイルをダウンロードし、データベースをエクスポートします。次に、新サーバーにアップロード・インポートし、wp-config.phpを修正して接続情報を更新します。
バックアップの重要性と方法
バックアップは「移行前の命綱」です。代表的な方法は以下の2つです。
- プラグインによる自動バックアップ(例:UpdraftPlus)
- 手動バックアップ(FTP+phpMyAdmin)
ファイルとデータベースのエクスポート手順
- FTPで全ファイルをダウンロード
- phpMyAdminでデータベースを「エクスポート」
- SQLファイルを保存し、破損がないか確認
新しいサーバーへのインポート方法
新サーバーにログインし、WordPressをインストール後、phpMyAdminからSQLをインポートします。その後、FTPでテーマ・プラグイン・アップロードフォルダをアップロードします。
ドメイン名の移管手順
- 旧ドメイン管理会社で認証コードを取得
- 新ドメイン会社へ移管申請
- DNSレコード更新(48時間程度の反映期間あり)
おすすめのプラグインとツール
All-in-One WP Migrationの使い方
最も人気のある移行プラグインで、初心者にもおすすめです。
- プラグインをインストールして有効化
- 「エクスポート」→「ファイル」でバックアップ取得
- 新環境で「インポート」→同ファイルをアップロード
- 自動的に全データが移行される
※無料版ではファイルサイズ制限(512MB)があるため、大規模サイトは有料拡張を検討しましょう。
FTPでの移行:基本手順と注意点
FTP移行は細かい管理ができる反面、手間がかかります。ポイントは以下です。
- 文字コード設定を「UTF-8」に統一
- wp-config.phpのDB接続情報を必ず更新
- 移行後にパーミッションを確認(推奨:755 / 644)
WordPress移行に役立つ無料ツール
| ツール名 | 機能 | 特徴 |
|---|---|---|
| Duplicator | サイト全体をパッケージ化 | 一括で移行できる |
| WPvivid Backup Plugin | 自動バックアップ+移行 | 大容量サイトにも対応 |
| UpdraftPlus | クラウド連携バックアップ | DropboxやGoogle Drive連携可 |
移行後のテストと最適化
移行後に必要なDNS設定の説明
DNS設定を新サーバーのIPに変更することで、ドメインが正しく新環境を指すようになります。変更後、反映には最大48時間かかるため、切り替えタイミングはアクセスが少ない時間帯を選ぶと安心です。
動作確認の実施とエラー対処法
- 表示崩れがないか確認
- 画像パスが古いURLを参照していないかチェック
- 404エラーが出た場合は、パーマリンクを再設定
キャッシュクリアとパーマリンクの確認
移行直後はキャッシュが原因で古い情報が表示される場合があります。
以下の対応を行いましょう。
- ブラウザキャッシュを削除
- WordPressキャッシュプラグイン(WP Rocketなど)をクリア
- パーマリンク設定を再保存
よくあるトラブルと解決策
移行中に発生するエラーの対処法
- 白画面(500エラー):PHPバージョンやメモリ不足を確認
- データベース接続エラー:wp-config.php内のDB名・ユーザー・パスワードを再確認
- タイムアウトエラー:ファイルサイズを小分けにして再アップロード
データ移行で気をつけるべきこと
- 旧サーバーのデータ削除は完全移行後に行う
- プラグインバージョンの互換性を確認
- SSL証明書の再設定を忘れない
初心者向けのトラブルシューティング
初心者が特に多いミスは「URL置換忘れ」と「プラグインの再設定漏れ」です。Search Replace DBなどのツールを使って、旧URLを新URLに一括変換しましょう。
まとめ:安心してWordPressを引っ越すために
効果的な移行のポイント
- 移行前に必ずバックアップを取る
- 新旧サーバーのPHP・MySQLバージョンを確認
- 切り替えタイミングを慎重に選定
今後の運用に向けたアドバイス
移行完了後も、定期的なバックアップとセキュリティ対策を続けることで、安定したサイト運営が実現します。特に運用初期は表示速度やアクセス解析をチェックし、問題があればすぐに修正することが大切です。
Nomu Designでは、WordPress引っ越しやサイト移管の代行サービスも対応可能です。
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