結論:WordPressのログイン不具合は、原因を切り分けて順番に対処すれば解決できます。
理由:不具合は「URL・認証情報・サーバー設定・プラグイン/テーマ・セキュリティ」の5領域に集約されるからです。
具体例:URL直打ち、Cookie削除、セーフモード的な無効化(プラグイン停止)、.htaccess初期化、DBでのパスワード再発行の順で進めると復旧しやすいです。
WordPressログインができない理由とは?
ログイン画面にアクセスできない場合の原因
結論:URL/キャッシュ/.htaccess/権限/ファイアウォールのいずれかが主因です。
理由:ログイン画面は wp-login.php や wp-admin/ への到達が前提だからです。
具体例:
- URLを直接入力:
https://ドメイン/wp-login.phpまたはhttps://ドメイン/wp-admin/ - ブラウザキャッシュ・Cookieを削除
.htaccessの書き換えミスを初期化(後述)- ディレクトリ権限を確認:フォルダ755 / ファイル644 / wp-config.phpは440〜400
- サーバーのWAF・BASIC認証でブロックされていないか確認
即チェック表
- 直URLで開けるか
- 別ブラウザ/シークレットで再現するか
- モバイル回線で開けるか(ネットワーク由来のブロック切り分け)
- .htaccessを一時退避で改善するか
- 直近でプラグインや設定を変更していないか
パスワードを忘れた!リセット方法
結論:メール/DB/WP-CLIの順で対応します。
理由:メールが最速、不可ならDBやCLIで強制更新できるからです。
具体例:
- 画面から再発行:「パスワードをお忘れですか?」→登録メールで受信
- phpMyAdminで直接更新
wp_usersを開く- 対象ユーザーの
user_passを MD5 で更新(ログイン後にWordPressが安全なハッシュへ再変換)- 例:
UPDATE wp_users SET user_pass = MD5('NewStrongPass_123') WHERE user_login='admin';
- 例:
- WP-CLI
wp user update admin --user_pass=NewStrongPass_123
ユーザー名やメールアドレスが間違っている?確認ポイント
結論:DBで照合します。
理由:画面情報だけだと誤記に気づきにくいからです。
具体例:
- phpMyAdmin →
wp_usersのuser_loginとuser_emailを確認 wp_usermetaのwp_capabilitiesで権限が残っているか確認(管理者ならadministrator:1)
特定のエラーとその解決策
Forbiddenエラーの原因と対策方法(403)
結論:権限/WAF/.htaccess/BASIC認証のいずれかを調整します。
理由:アクセス制御に引っかかっている可能性が高いからです。
具体例:
- サーバーWAFの除外設定に
/wp-login.phpと/wp-admin/を追加 .htaccessで特定IP許可・拒否の記述を見直し- ディレクトリ/ファイル権限の是正(755/644)
- BASIC認証を一時解除して挙動を確認
Internal Server Error発生時の確認事項(500)
結論:.htaccess/プラグイン/メモリの順に切り分けます。
理由:PHP実行系の異常が典型だからです。
具体例:
.htaccessを初期化(ルートの.htaccessを退避 → 下記の標準記述を再生成)
# WordPress default
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
- プラグインを一括停止
- FTP/SFTPで
wp-content/pluginsをplugins_offにリネーム - 改善後、フォルダを戻して個別に再有効化で原因特定
- FTP/SFTPで
- テーマを一時的に標準テーマへ
wp-content/themes/現在テーマをリネーム → デフォルトテーマに自動フォールバック
- PHPメモリ増設(
wp-config.php最下部付近)define( 'WP_MEMORY_LIMIT', '256M' );
404 Not Foundエラーへの対処法
結論:パーマリンクとログインURLを再確認します。
理由:リライトルール破損やログインURL変更が原因になりやすいからです。
具体例:
- 直打ち:
/wp-login.phpで開けるか .htaccess初期化と「設定>パーマリンク」で再保存- ログインURL変更系プラグイン導入時は、緊急避難としてプラグイン停止(FTPで該当プラグインのフォルダ名を変更)
WordPress管理画面へのログイン方法
通常のURLからのログイン手順
結論:2通りのURLを覚えると復旧が早いです。
理由:どちらかが閉じても代替できるからです。
具体例:
https://ドメイン/wp-admin/https://ドメイン/wp-login.php- ログイン後は「ユーザー>プロフィール」からアプリパスワードや2FA設定も準備
xserverでのWordPressログイン方法
結論:ドメイン直URLかサーバーパネル経由で入れます。
理由:設置直後やURL不明時にサーバーパネルが助けになるからです。
具体例:
- 直URL:
https://ドメイン/wp-admin/ - サーバーパネル → 該当ドメインのWordPressインストール一覧 → 管理画面リンクをクリック
- WAFログが多い場合は、ログ表示からブロック対象を把握して除外ルールを設定
URL変更後のログイン対策
結論:変更系プラグインを停止し、コアのURLで入ります。
理由:カスタムログインURLは忘れると詰まりやすいからです。
具体例:
- FTPで変更系プラグインを無効化(フォルダ名を一時変更)
- 直URL
wp-login.phpにアクセス - 復旧後は控えを安全な場所へ保存、管理者だけが参照できる手順書を用意
セキュリティ対策でログインを強化する方法
Cookieのクリアとその効果
結論:認証情報の衝突を解消します。
理由:古いセッションが残ると正しい認証でも弾かれるからです。
具体例:
- ブラウザのサイトデータから対象ドメインのCookieとキャッシュを削除
- 端末/ブラウザを変えて再検証
不正ログインを防ぐための設定
結論:2FA・ログイン試行制限・管理者名の露出防止が柱です。
理由:総当たりや漏えいに強くなるからです。
具体例:
- 二要素認証(Authenticator系アプリ)
- ログイン試行回数の制限(一定回数で一時ロック)
- 管理者の表示名を「投稿者名」にし、
/author/でユーザー名を推測されない運用 - 強力なパスワードポリシー(12文字以上、大小英数+記号)
wp-config.phpの権限厳格化(440〜400)
Basic認証の導入方法
結論:公開前や管理画面増し締めに有効です。
理由:二重の扉で機械的攻撃を抑えられるからです。
具体例:
.htaccess(/wp-admin/配下など)でBasic認証を設定- 例:
AuthType Basic AuthName "Restricted" AuthUserFile /path/to/.htpasswd Require valid-user
- 例:
.htpasswdはサーバーの推奨ツールやhtpasswdコマンドで作成- 共用環境では
wp-admin/admin-ajax.phpへの例外許可も検討
ログイン問題を迅速に解決するためのチェックリスト
ユーザー名とパスワードの確認項目
- 大文字/小文字を正確に入力
- パスワードマネージャーの自動入力を一時停止
- メールアドレスでのログイン可否を確認
- DBで
user_emailの誤登録がないか確認
データベース設定の確認方法
wp-config.phpのDB_NAME/DB_USER/DB_PASSWORD/DB_HOSTが正しい- プレフィックス(
$table_prefix)がDBと一致 - phpMyAdminで
wp_usersが空でない - 文字コードが
utf8mb4系で揃っている
ログアウト状態の解消手順
- すべての端末からログアウト(プロフィール画面から他端末セッションを無効化)
- Cookie削除後に再ログイン
- パスワードを再発行
WordPressログイン画面のカスタマイズ方法
テーマ設定でのログイン画面変更
結論:ブランド統一で信頼性が上がります。
理由:利用者が正しい画面だと判断しやすくなるからです。
具体例:
- ロゴ差し替え、背景色や背景画像の設定
- ログイン後のリダイレクトURLを指定(編集者をダッシュボードではなく投稿一覧へなど)
プラグインを使ったログイン画面の最適化
結論:2FA・試行制限・reCAPTCHA・URL変更を組み合わせます。
理由:利便性を保ちつつ防御層を増やせるからです。
具体例:
- 2FA導入
- reCAPTCHA v3 設定
- ログイン試行制限(IP単位のロック)
- ログインURLの変更(バックドア防止のため控えの保管必須)
初心者向けWordPressログインマニュアル
最初のログイン手順を徹底解説
https://ドメイン/wp-admin/を開く- 管理者ユーザー名とパスワードを入力
- 「ログイン状態を保存する」にチェック
- ログイン後はすぐに
- 管理者メールの確認
- プロフィールの「表示名」をユーザー名と異なるものへ
- 2FAとバックアップ(ファイル+DB)を設定
よくある質問とその回答
- Q:ログインURLが分かりません
- A:
/wp-admin/か/wp-login.phpを試してください
- A:
- Q:パスワード再発行メールが届きません
- A:迷惑メール/送信ドメイン認証/SMTP設定を確認してください
- Q:ログインしてもすぐログアウトされます
- A:Cookie削除とプラグイン一時停止で切り分けてください
問題が解決しない場合の対処法
サーバーの障害を疑う時のチェックポイント
- 同一サーバー上の別サイトも落ちている
- ステータスページや公式Xで障害情報が出ている
- 管理画面だけでなくトップページも不安定
運営元への問い合わせに必要な情報
- 事象の時刻・発生頻度・再現手順
- 表示エラー(403/404/500 など)とスクリーンショット
- 直近の変更点(プラグイン更新/テーマ変更/サーバー設定)
- 該当ドメイン/契約プラン/PHPバージョン
最新のWordPressバージョンでのログイン注意点
アップデート後のログイン方法の変更
結論:キャッシュ・互換性・セキュリティ強化点を前提に再ログインします。
理由:メジャーアップデート後は認証周りやJS/RESTの互換で不具合が出やすいからです。
具体例:
- ブラウザ/サーバーのキャッシュを削除
- プラグイン・テーマを最新版へ
- REST APIやブロックエディタ対応の互換設定を見直し
- 2FAやアプリパスワードの再設定を確認
すぐ使える「復旧の型」(保存版)
| 症状 | 最初にやること | 次にやること | 最後の切り札 |
|---|---|---|---|
| 画面が出ない | /wp-login.php 直打ち | Cookie削除・別ブラウザ | .htaccess 初期化 |
| 403 | WAFログ確認 | 権限755/644再設定 | BASIC認証/除外設定調整 |
| 404 | パーマリンク再保存 | URL変更系プラグイン停止 | .htaccess 再生成 |
| 500 | プラグイン一括停止 | 標準テーマへ退避 | PHPメモリ増設 |
| PW不明 | 画面から再発行 | DBでMD5更新 | WP-CLIで強制更新 |
まとめ
結論:ログイン障害は順序立てた切り分けで解決します。
理由:原因は限定的で、再現テストと初期化の組み合わせが有効だからです。
具体例:本記事の「復旧の型」に沿って、URL直打ち→Cookie削除→.htaccess初期化→プラグイン停止→DB/CLI更新の順で実施してください。復旧後は2FA・試行制限・BASIC認証で再発防止を徹底します。


